2019年3月5日火曜日

2019年 コスタリカ買付けの旅〜番外編〜

Epilogue~

「ねぇ、海に行くより一つでも多く農園見て回りたい。仕事がしたい」
と言う僕に、
「一休みしなさい。遊んで、ゆっくり休まないと仕事も上手くいきっこないよ!」
と叱咤する和子さん。

それが毎年のパターンになってきた。

今回は、コロナドから近いリゾートビーチへ。(名前忘れた)
Airbnbで予約していた別荘に泊まった。
やたらだだっ広く、テラス&ジャグジー付きでなんだか僕らには持て余してしまうくらいの立派な家だった。

早速ジャグジーの横でヨガを始める和子さんと和臣。
僕はプールでガチで泳ぐ。
もちろんひたすらクロールだ。

贅沢な時間・・・。

キッチンで和子さんの次女やっちゃんが料理を作ってくれ、みんなで話をしたり、映画を観たり(和子さんが好きなのは戦前の日本映画)して過ごす。ゆっくり、のんびり食事しながら。

夕方、日が落ちてきた頃にみんなで海に行った。








海の中から夕陽を見た。

久しぶりに、太陽がその丸い形を保ったまま、海の向こうへ沈むのを見た。

そこにいた誰もが、その大いなるパフォーマンスに眼を奪われているようだった。

夕陽に照らされてきらきら輝く波の飛沫が美しい。
身体を海水に浮かべて夕焼けに染まった空を見上げていると、まるで自分がこの地球に溶け込んで一体になったような気分がした。

一年に一度、こうしてコスタリカの家族である和子さん家族と過ごす。

毎年少しずつ何かは変化していて、また変わらないものもある。

この人達と一緒にいるのは楽しい。何しろぶっ飛んでる。
この人達と会うことで、僕はいつも原点に帰ることができる。

まだまだ続いていく旅。今回もありがとう。

【ニューヨーク】



乗り継ぎ便の航空券がとても安かったので、帰りはニューヨークへ寄った。

5年ぶりになるニューヨーク・シティ。
どこの国も、大都市はあまり好きになれない方なのだけれど、ニューヨークは大好き。

地下鉄に乗ると、右隣からスペイン語、左隣からはドイツ語、後方からリズミカルなブラック・イングリッシュが聞こえてくる。

世界中のあらゆる人種が、それぞれ混じり合うわけでもなく、勝手に生きている街。
少しでも気を緩めたら、すぐにでもはじき出されそうなくらい異常な「したたかさ」が求められる街。

地下鉄は相変わらず汚く、騒々しく、そこにいる誰もが少し疲れているように見えた。
マンハッタンの地上に上がると、そびえ立つ高いビルの間を人々は早足で歩いている。

決して健全な人間生活には見えない。

それでありながら、ここから産み出るカルチャーには確かに心を掴む何かがある。

STAR BUCKS RESERVE ROASTERY

ブルックリン地区にある「DOVOCION」。贅沢な空間の使い方・・・






アメリカ自然史博物館。まじ恐竜でかい。半端ない。


やっぱり好きだ、MOMA。

Monet.「Water Lily」

朝の6時から街に出て、1日中歩きまわったけれど、まぁ全然時間が足りない。
やっぱり大都会だなぁ。

こっちでも「Uber Eats」が流行っているみたいで、黒人の兄ちゃんが自転車であの宅配BOX背負って走っているのを見た。
HIP HOPを街中に響くくらいがんがん鳴らしながら・・・。
こういうところ好きだよ、アメリカ。

よるご飯は中華料理「ジョーズ上海」。
大人気のお店である。小籠包が美味しかった。

「したたかさ」といえば、チャイニーズのしたたかさは本当に見ていて気持ちがいいくらいだ。
お客さんのアラブ人もヨーロッパ人も黒人も彼らの強気な接客にたじたじ・・・。

夜中に空港に戻り、フィリピン行きの飛行機へ。

フィリピン・マニラでの出来事は、割愛します(笑)。

おしまい









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