2018年2月17日土曜日

コスタリカ出張2018。前編?

15kgくらいのバックパックを背負って、その重みがぐっと僕の肩に乗っかると、ぼくのモードが“旅人モード”へと切り替わる。
「何処か遠くへ行く」という行為そのものが好きなのだろうなぁ。
いつものことながら、旅はわくわくする。

節約のため、安い航空券を買うのでどうしても乗り継ぎが増え、毎回のことながらコスタリカへ着くまでの過程は果てしない。

今回も福岡から大坂、ホノルル、サンフランシスコ、シャーロット、そしてやっとコスタリカの首都サンホセという、途中から自分の目的地がわからなくなるくらいの乗り継ぎをした。

ま、待ち時間や飛行機にいる時間は、ゆっくり本が読めたり映画が観れるからそれはそれで楽しいのだけれど。(今回の旅では5冊の本を読み5本の映画を鑑賞した)

サンフランシスコでは時間があったので街へ出かけた。

ダウンタウンに着き、駅の改札を出ると、早朝だったのもかかわらず街はとても騒がしい。
目をとろんとさせて罵り合っている黒人のおっちゃんたち。
自転車にラジカセを乗せて爆音で音楽を流しながら通りを行く人。

朝の空気を吸い込もうとすると、アメリカ特有の匂いがした。

この、野に放たれたような感じが好きだ。
一瞬で覚醒されたような気分になる。








サンフランシスコは、ロサンゼルスほど巨大都市でもなければ、ポートランドほどコンパクトでもない、くらいの街。
地図上で目的地から目的地へいこうとすると、徒歩なら思ったよりは時間がかかる。

午前中は、日本で知人に教えてもらったコーヒーショップでエスプレッソを飲んだり、サンドウィッチを食べたり、スーパーマーケットで変な物を探したりして過ごした。(ヤギミルクのいちご味のプロテインを発見する。これはたつやさんのお土産)



こっちのコーヒーショップを見ていて思うのは、どのバリスタたちも楽しそうに仕事をしている。雰囲気もアットホームで、お客さんとの距離も近い感じ。
あと、やっぱりこっちのコーヒーショップはお客さんが多い!
朝から行列ができていて、羨ましく思う。

日本でも、もっと美味しいコーヒーを当たり前に選ぶ人が増えるように、がんばろう。

午後からは路面電車に乗って港の方にある「フェリービルディング」へ行ってみた。


港の発着所であり、人気のお店も連なるショッピングモールみたいなところ。
ここにも、あの「Blue Bottle Coffee」がある。
まぁ行ってないけど・・・。
メキシコ料理のお店で軽くお昼ご飯を食べた。

サンフランシスコはアメリカの中でもメキシコ人を含め、移民も多いなと感じた。チャイナタウンへ行くと、ここは中国かと思うくらいの規模でコミュニティが出来上がっている。もちろん黒人もかなりの割合でいる。

ただ、ここでは白人は白人、中国人は中国人、黒人は黒人と一緒に行動していて、それぞれが混じり合わず生活を営んでいるように感じた。お互いを意識すらしていない感じ。

また、コーヒーショップではとても平和で陽気に感じたはずの空気感も、路地裏や地下鉄へと場所が移ると、どことなく退廃的で陰鬱な空気感に変わる。

アメリカには「文化がない」と言われるが、この絶妙な(危ういとも言える)バランスの上に作り上げられたぐちゃぐちゃの「街並み」や「食」「ライフスタイル」は、もはやアメリカ文化と呼んでいいと思う。。。

楽しく歩き回っているうちにいつの間にか日は沈みはじめていた。

電車に乗って、空港へと向かう。
寝不足だし、全部の荷物を背負っていて重かったはずなのだけれど、不思議とあまり疲労感はなかった。やっぱり覚醒されているんだろうなぁ。

夜中の便でノースカロライナ州で再度乗り継ぎ。
昼過ぎに到着、それからようやくコスタリカのサンホセへ向かう飛行機に乗る。



4時間後、ついにサンホセに着き入国審査も終わり(入国審査がこれまた長蛇の列で1時間ほど並ぶ)、空港の外で僕を待つコスタリカの母ことKazukoさんと再会。
いつも力一杯ハグしてくる。

空港の外は日本と違って少し暑い。サングラスとビーチサンダルが必要かな。

3度目のコスタリカ。
もう、だいぶホーム感が出てきた。

この日はKazukoさん宅にて、夕飯をたらふく食べ、久しぶりのシャワーを浴び、ぐっすりと眠った。

2日目は僕のコスタリカの相棒Kazuomi君が海のそばでオフィスワークがあるとのことで、ついて行って、みんなで彼の仕事が終わるまで海で遊ぼうか、ということになった。

なんだか、時差ぼけなのか、昨日ぐっすり寝たはずが、めちゃくちゃ眠たい。
ビーチで、Kazukoさんたちとヨガをしたり、Kazuomiの休憩中にピクニック気分でランチを食べた以外は、ほぼ一日中寝ていた。

最終的にビーチにいたホームレスのおっちゃんに「ここはホテルかいっ!」と突っ込まれ、ようやく目が覚める。


Kazuomiが仕事が終わったその足で友達の家で夕飯をごちそうになり、寝ぼけたまま帰路につく。

これぞコスタリカンライフ(笑)。


次回へ続く(笑)。


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