2019年4月9日火曜日

ナイスカットGとWilfaの比較検証!

新しいグラインダーが入荷しています。
「Wilfa SVART Nymalt」。北欧発の高性能グラインダーです。

ご自宅でコーヒーを淹れるならやっぱり挽きたてがおすすめなんですが、安価のものは性能があまり良くなく、性能が良いものは高価なので、なかなかお客様に「これ!」と言えるほどのものがなく、もどかしい思いを抱いていました。

しかし!最近ノルウェーの会社「Wilfa」がリリースした最新のグラインダー「Wilfa SVART  Nymalt」は、カリタの「ナイスカットミル・シリーズ」に劣らないくらいのスペックがあり、かつ2,0160円(税込)とかなりリーズナブルとの噂が。

そしてTim Wendlboeという、北欧のコーヒーシーンを牽引している方がいるのですが、彼がこの「Wilfa SVART  Nymalt」の開発に携わったらしい。

気になるので、「早速試してみよう!」と3台ほど購入し、ナイスカットGと比較検証してみることにしました。


見た目はこんな感じ。スタイリッシュですね。場所も取らなそう。




この部分を回すと、挽き目を調整できます。
目安として、

・Steap(スティープ)
・French Press(フレンチプレス)
・Filter(フィルター)
・Aeropress(エアロプレス)
・Mocca(モカ)

と記されたダイヤルがあり、かなり細かく挽き目を設定できるっぽい。(17段階)
Mocca(モカ)エスプレッソ用みたいですね。で挽いてみました。

試しに、「French Press(フレンチプレス)」「Filter(フィルター)」「Aeropress(エアロプレス)」で挽いてみました。

左からフレンチプレス、フィルター、エアロプレス
見た感じではFrench Press(フレンチプレス)はちょっと粗すぎるかな?

これを、ナイスカットG↓と比較。



同じくらいの挽き目で3パターンずつ用意してカッピング。



検証結果は・・・

ナイスカットG

クリーン・・・★★★★★
アフター・・・★★★★★
質感・・・★★★★☆
スイート・・・★★

Wilfa

クリーン・・・★★★★
アフター・・・★★
質感・・・★★★★★
スイート・・・★★★★


こんな感じになりました。あくまで僕たちの印象ですが。

総合でみると「ナイスカットG」の勝利ですね・・・。

この比較検証で、「ナイスカットもやっぱ、いいわ(笑)」ということが分かりました(笑)


ですが、Wilfaの良いところは他にもあります。

1.性能の割に安価(この価格帯でナイスカットと張り合うことができた実力)

2.刃を掃除機しやすい。

Wilfaの刃はコニカルなのですが、ホッパーを外すと、簡単に上の刃が取り外しできるのが素晴らしい。




3.受け皿が大きく、粉が散らかりにくい。(ナイスカット系はここが結構マイナスポイントなのです)

受け皿。


このあたりも、他のグラインダーにはあまりなかった利点かな、と個人的に思いました。

当店でナイスカットGもしくはWilfaをご購入頂くと、お好きなコーヒー豆100gがついてきます。

ま、amazonで買ってもいいですけど(笑)。

とにかく、グラインダーは少々高くても良いのを買っていただければコーヒー屋としては嬉しいです。長く使うものですからね。

ちなみに、ぼろぼろの刃だとか、あまりに安価なグラインダーを使うくらいなら、少量ずつ買ってお店で挽いてもらった方が断然いいと思います。



BASKING COFFEEオンラインショップ→http://baskingcoffee.shop-pro.jp












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