「Wilfa SVART Nymalt」。北欧発の高性能グラインダーです。
ご自宅でコーヒーを淹れるならやっぱり挽きたてがおすすめなんですが、安価のものは性能があまり良くなく、性能が良いものは高価なので、なかなかお客様に「これ!」と言えるほどのものがなく、もどかしい思いを抱いていました。
しかし!最近ノルウェーの会社「Wilfa」がリリースした最新のグラインダー「Wilfa SVART Nymalt」は、カリタの「ナイスカットミル・シリーズ」に劣らないくらいのスペックがあり、かつ2,0160円(税込)とかなりリーズナブルとの噂が。
そしてTim Wendlboeという、北欧のコーヒーシーンを牽引している方がいるのですが、彼がこの「Wilfa SVART Nymalt」の開発に携わったらしい。
気になるので、「早速試してみよう!」と3台ほど購入し、ナイスカットGと比較検証してみることにしました。
見た目はこんな感じ。スタイリッシュですね。場所も取らなそう。
この部分を回すと、挽き目を調整できます。
目安として、
・Steap(スティープ)
・French Press(フレンチプレス)
・Filter(フィルター)
・Aeropress(エアロプレス)
・Mocca(モカ)
と記されたダイヤルがあり、かなり細かく挽き目を設定できるっぽい。(17段階)
Mocca(モカ)はエスプレッソ用みたいですね。で挽いてみました。
試しに、「French Press(フレンチプレス)」「Filter(フィルター)」「Aeropress(エアロプレス)」で挽いてみました。
左からフレンチプレス、フィルター、エアロプレス |
これを、ナイスカットG↓と比較。
同じくらいの挽き目で3パターンずつ用意してカッピング。
検証結果は・・・
ナイスカットG
クリーン・・・★★★★★
アフター・・・★★★★★
質感・・・★★★★☆
スイート・・・★★★☆☆
Wilfa
クリーン・・・★★★★☆
アフター・・・★★★☆☆
質感・・・★★★★★
スイート・・・★★★★☆
こんな感じになりました。あくまで僕たちの印象ですが。
総合でみると「ナイスカットG」の勝利ですね・・・。
この比較検証で、「ナイスカットもやっぱ、いいわ(笑)」ということが分かりました(笑)
ですが、Wilfaの良いところは他にもあります。
1.性能の割に安価(この価格帯でナイスカットと張り合うことができた実力)
2.刃を掃除機しやすい。
Wilfaの刃はコニカルなのですが、ホッパーを外すと、簡単に上の刃が取り外しできるのが素晴らしい。
3.受け皿が大きく、粉が散らかりにくい。(ナイスカット系はここが結構マイナスポイントなのです)
受け皿。 |
このあたりも、他のグラインダーにはあまりなかった利点かな、と個人的に思いました。
当店でナイスカットGもしくはWilfaをご購入頂くと、お好きなコーヒー豆100gがついてきます。
ま、amazonで買ってもいいですけど(笑)。
とにかく、グラインダーは少々高くても良いのを買っていただければコーヒー屋としては嬉しいです。長く使うものですからね。
ちなみに、ぼろぼろの刃だとか、あまりに安価なグラインダーを使うくらいなら、少量ずつ買ってお店で挽いてもらった方が断然いいと思います。
BASKING COFFEEオンラインショップ→http://baskingcoffee.shop-pro.jp
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