2020年10月16日金曜日

輸入したカカオ豆がチョコレートになりました。

鹿児島にある「KIITOS」さんに協力して頂き、コスタリカのBean to Barチョコレートが完成しました。 

 本当に嬉しい。

 フレーバー・ノートは、「爽やかな柑橘の酸、滑らかな質感、バナナのような甘味」。

 クランチ/スムースの2種類を店頭販売しています。

 オンラインショップでも販売しますので、ぜひ、一度お試しください。


  〜【コスタリカのカカオチョコレート販売の経緯】〜 

 僕はもともとカカオチョコレートが大好きです。 
旅先でもついついチョコレートを買ってしまうし、開業前はコーヒーとチョコレートのお店をしようかと思っていたくらい。 
 まあ結局、コーヒー専門店をはじめることになるのですが。  

開業して、コスタリカでコーヒーの買い付けをするようになりました。  

ある時コスタリカで買い付けのお手伝いをしてくれている知人が、 「カカオを育てている友達がいるんだけど」 と何気なく僕に言ってきたのが、今回のことの始まりです。

 「そうだ。カカオチョコレートもコーヒーと一緒に輸入しようじゃないか」と。  

ひとまず、一袋(50kg)のコスタリカ産カカオ豆をコーヒーと一緒に輸入してみました。

 最初はビーントゥバーでやろうと思っていましたが、カカオをチョコレートにするための器具もそれなりに値段がするし、そもそもコーヒーの焙煎で忙しくてチョコレート作りに時間をあてる暇もなかなかなく。 

 そんな時、たまたま知人から鹿児島のKIITOSさんを紹介され、チョコレート作りを依頼したんです。

 KIITOSさんは鹿児島の鹿屋という場所に工場があり、見学もさせてもらいました。  

サンプルを渡し、工場長に一口カカオ豆を試食してもらってみると・・・ 

 「美味しいですね!ぜひ商品化しましょう!」

 幸いKIITOSさんのラインナップにコスタリカがないこともあり、商品化に向けて話がスムースに進んでいきます。

 KIITOSのオーナー夫婦とも鹿屋の場末のスナックでカラオケをしたりして親睦を深め、あとは完成を待つこととなりました。 

 それから1年が経ち・・・ 

 オーナーの大山さんからついに連絡が来ました。
 「やっと完成しましたよ」と。 

 多忙の中、試作を重ねていたようで、発案からかなり時間が経っていましたが、ついに納得の行く味になったようでした。

 そして先日、大山さん夫妻が完成品を持ってきてくれました。
 早速味見したところ、カカオ豆を齧った時のあの華やかさや、キレイな酸が表現されていて、感動しました。
 美味しい!  

パッケージもコスタリカのイメージ、「最後の楽園」を表した絵柄とのことで、色鮮やかで、ポップでいい感じ。 

 【カカオ農園の様子】

(生産国コスタリカ 有機栽培・フェアトレード認証  )

今年もコスタリカからコーヒーだけでなくたくさんカカオ豆が入荷する予定なので、カカオフレークとかも作れるようになったらいいなぁと思っています。

 
KIITOSのオーナーご夫妻と

よかったらお試しくださいね。

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