2017年2月28日火曜日

コスタリカ・ソノラがもうすぐ終売!



コスタリカ「Sonora」の最後のバッチが焼き上がりました。
なくなり次第終売となりますので、まだお飲みになっていない方はお早めに。


「Sonora」の次はニュークロップ*のエルサルバドル「Shekinah」です。

*クロップとは「収穫物」、ニュークロップとは「新収穫品」で、1年経過していないものを指します。
スペシャルティコーヒーにおいて、「ニュークロップ」であることは、当然といえば当然。生豆でも鮮度が落ちるとやはり味も落ちていきますからね。

ちなみに今回買い付けてきた豆も、「1年分で売り切れる量」だけを買っています。





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2017年2月22日水曜日

コスタリカ買付け出張・番外編

コーヒー豆の買付けの仕事はとりあえず無事に終了。

「海へ行こうよ!」と和臣が誘うので、コスタリカ滞在最終日はのんびり過ごすことにした。

タラスを出て、車で1時間。
海に近づくにつれ、だんだんと日差しも強くなってくる。30℃はあるだろうか。
そうか、今まで標高の高いところにいたから、ちょうどいい気温だっただけで、本来は赤道に近い国だもんな。そりゃ暑いはずだ。
お店に寄ってサングラスを購入した。ぼくというやつはこういうものをすぐに失くすってのは知っているけど。

それからしばらく車を走らせていると、大きな橋の真ん中あたりに人だかりができていた。
運転手の和臣に「あれは何?」と聞くと、
にやっと笑って、「野生のワニがいるんだよ」と教えてくれた。

それは見ておかねば。車から降りて、見物。



いいね、コスタリカ。さすが「動植物の宝庫」と言われているだけある。
「世界一美しい鳥」と呼ばれるケツァルも、一度は見てみたいなぁ。

再び車を走らせていると今度は舗装されていない道に入った。
アップダウンで車が縦に揺れる。砂埃が激しく舞い上がる。
この道路を越えたところにビーチがあるらしく、今夜はそのすぐそばにあるホテルに泊まることになっていた。

ホテルには、ぼくたち以外にほとんど人がいなかった。
聞くところによると、この場所は未舗装の道路が続くのを嫌って、観光客があまり来ないのだそうだ。

宿泊したホテル

ハンモックがあり、ヤシの木があり、プールがあり、果てしなく続く砂浜があり、ついでに親しみやすそうなイグアナたちがあちらこちらにいる。

チェックインを済まして、真っ直ぐに僕はプールに飛びこんだ。
ひんやりして気持ちがいい。久しぶりに水泳してみる。

体を冷やした後は、ビール片手にハンモックに包まれ読書にふける。

楽園だ、と僕は思う。

しばらくいると駄目になる自信がある。

明日にはコスタリカを発つことを想い、ぼくは安心した。

昼過ぎにランチをとった後、ホテルのオーナーさんが持っているボートでマングローブの川を周遊することになった。

(昔はよくこういうのやったなぁ。
アマゾン川でピラニア釣ったり、アナコンダ探しに行ったりしてたな。懐かしい。)

川を進み入るうちに、ホテルのオーナーさんは相当テンションが上がって来た。
「見て、あれ!ビューティフル。あっ!あの鳥見て!サギだよ。あっ!静かに。猿がいる!」
色々とガイドしてくれるのは有り難いが、ボートのエンジンでほとんど聞こえん。

途中から、オーナーさんの話をほどよくスルーしながら、バードウォッチングを愉しんだ。

オーナーさん。何回もやってるくせに一番テンションが高かった

猿。なんか威嚇してきた

和臣がなんか釣った

陽が傾いてくると海へ出かけた。
左を見ても、右を見ても、どこまでも海岸線が続いている。その先には蜃気楼しか見えない。
ぼくたちのほかに誰も見当たらない。なかなかの穴場だ。
ぼくたちは夏休み気分で波と戯れたり、砂浜沿いを歩いたりして時間を過ごした。

日没。
海の向こうに、炎よりも赤い色した太陽が、スローモーションで沈んでゆく。
そのとき、何人かの人たちが砂浜に集まって来た。
ほかにも人がいたんだ・・・。

どの国にいても、夕陽が沈む時間になるといつも砂浜に人が集まってきていたっけ。
それまで大騒ぎしていた人たちも静まり返って、ただただこの光景に見とれていた。

みんな好きなんだなぁ。
一日の終わりを告げるこの瞬間が。

太陽が沈みきってしまうと、空はゆっくりと菫色へと移り変わり、金星が姿を現した。
ずっと待ち構えていたみたいに。
そしてそれが合図だと言わんばかりに、ぽつ、ぽつと次々と星達が煌めき始めた。
気がつけば、夜だ。

まさにMagic hour・・・。
この、地球の毎日の営みを僕は普段、見落としすぎているような気がするな。

夜が訪れてからも、煌々と照る月の下で、僕たちは海の暖かさを感じながら、いつまでも身を泳がせていた。








***

翌日の早朝、和臣たちに車で空港まで送ってもらった。

「また来年」と言い合い、ハグをして別れる。
和臣のお母さんの和子さんが、僕たちの為に作ったサンドイッチを持たせてくれた。
今回は本当にお世話になりました。ありがとう。
これからもよろしく。

***

帰りの便はアメリカ・ロサンゼルスで乗り継ぐことになっている。
そこから東京行きの便は翌日発だったのでかなり時間がある。
せっかくなのでロサンゼルス市内へ繰り出すことにした。

ロサンゼルスは初めてだ。中央駅から歩いて探索をはじめたが、思ってた以上に広い。
それに飛行機で荷物を預けることができず、全荷物を抱えての町歩きになってしまった。タクシーを捕まえようにも、全然タクシーを見かけない。
時間がかかりすぎて、行きたかったお店が閉店していた時は自分の無計画さを呪った。
まぁ、この辺はずっと成長しないな、ぼくは。

途中で、何故かアパレルショップに入り、パンツを衝動買いしてしまった。
良い感じのお店だった。アパレルだけど、スペシャルティコーヒーを普通にサーブしていて。何かと勉強になりますね。

コーヒー屋は「Black Top Coffee」、「Stump Town Coffee Roasters」、「Intelligentsia」へ立ち寄った。

あ、あと「Blue Bottle Coffee」もあったのだけれど、時間もあまりなかったのでスルー。

アメリカのBlue Bottle Coffeeを初めて見た友人S君は、「コスタリカが濃すぎたせいか、なんか、感動が薄いすね」などと結構勝手なことを言っていた。







暗くなって来たので、空港へ戻る。
さあ、あとは日本に帰るだけだ。

しかし、そこからが長かった。
夜の9時に空港に戻り、翌朝の10時の飛行機を荷物受け取り所のベンチで待たなければならない。やたら寒くて眠れなかった。
10時にやっと日本行きの飛行機に乗る。
10時間かけて東京に着き、それからまた福岡行きの飛行機に乗り継ぎ。
そして2時間後、ようやくわがホームタウン、福岡に着いた。

久しぶりの長旅だったけれど、不思議と疲労感はあまりなかった。
むしろ、何かエネルギーをもらってきたような感じだ。

やっぱり僕は移動することや新しいものに出会うことで、活力を得ていくタイプの人間のようだ。

こんな風に、海外に出張できるのも、色々な人の支えがあってこそです。
ありがとうございました。


***

今回買った豆は、収穫、生産処理を経て1ヶ月間、冷暗所で保管されます。
そして3月の終わり頃に出荷され、船便で輸送される予定です。

それからおよそ3ヶ月後、つまり7月頃に日本に届くということですね。
うまくいけば。
すべてうまく行きますように。


おしまい

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2017年2月20日月曜日

コスタリカ買付け出張・後編



農園を見たあとは、ロブレスさんのラボでカッピングセッションが行われる予定だったので、車でそっちへ移動。

このカッピングラボは、ロブレスさんが先行投資して建てたものだ。

一階は、ドライミルになっていて、(*ドライミル=乾燥を終えたコーヒー豆を持って来て、機械でサイズ別に選別したり脱穀したりするところ)二階にはサンプル焙煎、サンプルカッピングができる部屋があった。

ロブレスさんはそこのカッピングルームを開放していて、収穫時期には世界中のカッパーや、農園主たちが収穫された豆をサンプル焙煎し、カッピングをして、ディスカッションしたりしている。
ここに居合わせた農園主たちは、自分のコーヒーに対する意見をバイヤーから直接聞くことができる為、濃密なフィードバックが行われる。
こういったことが、地域全体のコーヒーの品質向上に繋がっているのだろう。

この日は「Nordic Aproach」というノルウェイのバイヤー達がサンプルカッピングしていて、一緒に参加させてもらうことになっていた。

サンプルの数は15。
もちろん全て収穫したばかりの、コスタリカ産の豆だ。
こういうカッピングは日本ではまずできない。

収穫したばかりだと、まだ味が落ち着いておらず、焙煎も小さなサンプル用なので、その辺りも差し引いてカッピングする。
純粋に「素材のポテンシャル」を見極めるカッピングだ。


緊張感もありつつ楽しい雰囲気のなか、カッピングをしながら、サンプルに対して意見を言い合う。違う国のカッパーの意見を聞くのもまた勉強になる


僕がなかなか良いなと思ったものの一つに、ロブレスさんのサンプルがあった。

残念ながら、このロットは既に売れてしまっていたが、ロブレスさんの農園にはまだこのロットよりも標高の高いところにある豆が残っているらしい。

まだ収穫を終えていないため、サンプルカッピングをすることはできないが、僕はそのロットを今回の買付けることに決めた。

農園から見渡せる風景



日が沈み、あたりも仄暗くなり始めた時間に、僕らはロブレスさんのもとへ行き(まだロブレスさんたちは仕事をしていた)、購入の意向を伝えた。

「あなたからコーヒー豆を買いたいです」

そう伝えると、ロブレスさんは嬉しそうな、子どもみたいな表情をした。

そしてぎゅっと力強い握手。

僕は、これから何かおもしろいことが起きそうな気がして、なぜだか笑い出してしまった。

隣にいた僕の友人は、このときの僕の即決ぶりに驚いていたと後で僕に話した。

「普通は一度帰国して、そのサンプルが届くのを待って、もう一度検討してからじゃないですか」

でも僕はロブレスさんと話をし、農園を見たときに、ほとんど心を決めていた。
正直に言うと、このサンプルカッピングは僕の中で確認のようなものだった。

まず、「人」なのだ。

「人」を見て、自分の直感に従う。
あとは、確認作業。

これは今回の買付けだけに関わらず、僕が何か大きなことを決めるときのスタイルなのだ。

まぁ間違うこともあるけれど(笑)。

「人」の次に農園を見て、手入れが行き届いていること、木が活き活きしていること、自然環境がいいことを確認したとき、90%は買うことを決めていた。

そして最終確認のカッピング。
Nordic Aproachの人たちも僕も、ロブレスさんのコーヒーにかなり高いスコアをつけていた。

もう、迷う要素はなかった。

***


夕飯は町の食堂で、またまたロブレスさんたちのごちそうになった。
少しお酒も入り、ランチの時以上に饒舌になるロブレスさん兄弟。

早口過ぎて何を言っているのか全くわからなかった。

別れ際にロブレスさん兄弟と握手をして「また会いましょう」と言い合った。

それにしても、この兄弟は全然似ていないなぁ・・・。


***



翌朝、僕たちはタラスを出て、アテナスという地区へ向かった。

この町にある公民館のような場所でカッピングセッションが行われるとの情報があったからだ。





アテナスという所は、コスタリカでも最も気候が良いと言われているだけあって、町歩きをするだけでも最高に気持ちが良い。

今回、僕たちの他にも日本人のバイヤーが来ることになっていたため、主催であるレオさんを始め、地元の人たちは最大限の歓迎をしてくれた。

コスタリカの伝統ダンス、豪勢な食事のおもてなし、国歌斉唱・・・となんだかお祭りのようだ。





カッピングのサンプル内容は、アテナス周辺の農園の豆。

レオさんが言うには、「これらの豆はトップクオリティとは言いがたく、これから品質を向上させていくための第一歩としての、今回のカッピング」らしい。

こういったカッピングも、日本ではなかなかできるチャンスはない。

1時間ほどカッピングをした後、レオさんからアテナスの農園事情や町の状況、これからの展望の話などを伺った。

僕にとって産地に来ることの意味とは、こういうところにもある。
生の情報がバンバン入ってくるのだ。

いわゆる、「1次情報」。

現代は2次情報や3次情報が溢れかえっていて、宙ぶらりんの情報に対して様々な憶測だとか、議論ばかりがなされているような気がしている。東北の震災のときもつくづく感じたことだ。

インターネットから得られる情報ももちろん大事だけど、「今、それが起こっている現場」に行くということを、僕はこれからも続けていきたい。


買付けには繋がらないカッピングだったれど、良い出会い、良い時間だった。

泊まっていたホテル

番外編に続く・・・



















2017年2月17日金曜日

コスタリカ・買付け出張(前編)



コスタリカの首都サンホセには福岡からおよそ16時間。調子に乗ってビールを飲み過ぎて気持ち悪くなったりしながら、ようやく到着。

3年ぶりだ。

以前知り合った日本人の家族が空港まで迎えにきてくれ、彼らの自宅があるコロナダという町へと向かう。

車の窓から外の景色を眺めていると、懐かしい想いがこみ上げると同時に、前回とは少し違う心持ちでいる自分に気づく。

コーヒー豆を買いに来た。

やっと来れた。

果たして本当に買えるのか。

買えなかったりして。

少しばかりの不安がある。しかしその不安を圧倒的に凌駕するほどのわくわく感が胸の真ん中にあり、その混じり合った感覚が心地よい。
初めて海外を一人旅したときと同じ感覚。

さあ、明日には農園だ。
美味しい食事をごちそうになり、明日からの日々のために早々と眠りにつく。





***

農園があるタラスという地区までは、コロナドから車で2時間ほど。運転手は和臣がしてくれる。
和臣は今回お世話になっている日本人家族の長男だ。運転手だけでなく、通訳や交渉など大いに協力してくれた。ちょっとマルコムXに似ているハンサムガイだ。

農園に近づくにつれて、景色は美しいランドスケープへと移り変わる。
コスタリカは「中米のスイス」とも言われているらしく、緑豊かで牧歌的な風景は確かにスイスの田舎に似ている気がする。

タラス地区に入り、やがて車道の両側にコーヒーの木が見えはじめた。
この辺りまでくると、見渡す限りコーヒー園が広がっていて、「コーヒーの産地に来たなぁ」という実感が湧いてくる。

事前に連絡しておいたコーヒー生産者であるロブレスさんと、小さな町の教会の前で落ち合った。

「Mucho gusto(はじめまして)」

握手するのと同時にロブレスさんは早口のスペイン語でまくしたてる。
ここは和臣に通訳してもらう。どうやらすごく歓迎してくれているらしい。
しばらくの立ち話のあと、ロブレスさんの農園へ向かった。

ロブレスさんはベネフィシオ(生産処理所)も所有している。

ここで摘み取ったコーヒーチェリーの皮や果肉を機会で剥いで、発酵させる。
ベネフィシオ特有の、リンゴ酢のような匂いがあたりに漂っていて、それが3年前農園を回っていたときの記憶を蘇らせる。

ベネフィシオの向こうにパティオが見えた。
(*パティオというのは、コーヒーチェリーを天日干しするところ。野球場のグラウンドをならすトンボのようなもので、一日に何度か撹拌し、過発酵を防ぐ)

そしてさらにその向こう側には、なだらかな山々が見渡す限り続いている。

なんて美しい景色だろう!

多様な緑色。澄んだ空気。乾いた風。真っ青な空。静けさ。

いつも思う。コーヒー農園のある自然環境は、人間にとっても心地いい。
ここにいると僕は気持ちが本当に安らぐ。

ロブレスさんのトラックの荷台に飛び乗り、さらに山の高い方へと進んで行く。

でこぼこ道がしばらく続いたあと、標高1800mあたりのところでトラックを降り、歩きながらコーヒーの木の様子を近くで見てみる。

赤い実がたわわになっている。ちょうど今日から、この辺りの実を摘む予定らしい。

「摘んでみますか?」
とロブレスさんにバスケットを渡され、試しに実を摘んでみる。

が、バスケットの底が埋まる前に早々ギブアップ。
さりげなくロブレスさんの息子ホセにバスケットを渡す。
未熟豆が混じっているのをロブレスさんに見られ、冗談まじりに怒られてしまった。

ここで働くピッカー達は一日にこのバスケットを10個は一杯にするらしい。
かつ、優秀なピッカーは、赤い実だけを確実に摘むという。
すごい。

急な斜面のプランテーション。こんな所の実を一体どうやって摘むのだろうかと思う

同じ農園でも、これだけ標高差があると、ロットによって味も大きく変わる。

一般的には、標高が高いところで育つコーヒー豆の方が、美味しいコーヒーになりやすいと言われている。
寒暖差のためにコーヒーの種子である生豆が硬く締まり、味が凝縮されるからだ。

山道を歩きながら、コーヒーチェリーを眺めたり、生産者の話を聞いたりした。
あっという間に過ぎる楽しいひと時。

昼過ぎに、ロブレスさんの自宅でランチをごちそうになる。

この家には、ロブレスさん、ロブレスさんのご両親、お兄さん、弟さん、ロブレスさんの息子ホセが共に暮らしている。大変賑やかである。
コスタリカの家庭料理、SOPA・NEGRA(ブラックビーンのスープ)を食べながら、色々な話をした。

「私たちは、今まで大きな企業と取引していたこともあったのですが、これからは規模が小さくても、共に品質を追求していけるようなインポーターやロースターとの取引に力を入れたいと思っています。品種のことや、生産処理に関することは顧客の要望に柔軟に応えていくつもりなので、もし何かあればいつでもおっしゃってください。」

とにかくアツい人たちで、このとき1時間以上は話をしたけれど、一番ぐっときたのがロブレスさんがしてくれたこの話。

透明性やトレサビリティ、持続可能性。

このあたりのことはもちろん大事なことだけれど、僕の感覚としては、お互いが納得のいく形で、一緒に成長していける関係性を作っていくことが何よりも大事。
その為には、毎年来よう。毎年買って、毎年顔を合わせて話をしよう。

そうして、本音で話せる関係性を作っていくことができれば、これからもっとコーヒーも美味しくなっていくはず。

午後のカッピングのために、ロブレスさんの所有するラボへと移動する車の中で、そんな風なことを考えていた。


後半に続く。




ロブレスさん。実の摘み取り方を教えてくれている
        

品種によっては黄色い実もある。熟度を見分けやすいのは赤い実の方





弾力のある実。皮を剥ぐと種が2つあり、それが生豆になる


      
      


       
        



和臣と


ロブレスさん兄弟。右がお兄さん。全く似ていない



        
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2017年2月14日火曜日

SundayFika





先週の日曜日はhilosweetsさんとのコラボイベント「Sunday Fika」でした。

お越し下さった方々、ありがとうございました。

「焼き菓子もコーヒーも食べ放題」という、大盤振る舞いのイベント。
赤字になっちゃうかも、と不安で夜も眠れませんでしたが、当日は大盛り上がりで、皆さまの心から嬉しそうな顔が見れたので、それでよし。

紘子さんも、BASKINGのお客さまとゆっくり話ができて良かったとおっしゃっていました。

僕たちの方は、エスプレッソ系ドリンクもおかわり自由にしていましたから、結構てんやわんやしていました(笑)。
軽く後悔しましたね。
バリスタTATSUYAさんも今回のことで大分鍛えられたのではないでしょうか。

この日を最後に、hilosweetsさんの納品はしばらくお休み。

今回、紘子さんが東京へお引っ越しされるという話を聞いて、「新しく別の焼き菓子の仕入れ先を探さないとな」と考えていました。

ですが、次の仕入れ先を探すために色々な所で焼き菓子を食べているうちに、改めてhilosweetsさんの焼き菓子が当店のお客さまに愛されていること、また、hilosweetsさんの優しくて素朴な味わいの焼き菓子と、BASKINGの繊細な果実味を持ったコーヒーの相性が抜群に良いということに、僕も改めて気づかされました。

やっぱり紘子さんに作って欲しい。

ということで!!

紘子さんが東京での暮らしが落ち着いたら、また焼き菓子を作って頂き、発送して頂けるようにお願いしました。

常時、店頭で販売できるかどうかはわかりませんが、なるべく切らさないよう、これからも販売していけたらと思います。

おそらく3月中旬くらいには再入荷できるのかな?という見通しです。

再入荷しましたら、またすぐにお知らせいたします。
楽しみに、待っていましょう!